地味に面倒くさいことを延々とやり続けるのが悪い癖、minato(僕)です。
今回は3年くらいヘビーに愛用している「Clibor」(クリボー)というクリップボード履歴管理ソフトの便利機能を紹介する。
Blogger(無料ブログ)のエディタには、作成ビューとHTMLビューが用意されている。HTMLビューを利用する場合は、随時テキストのマークアップが必要になる。
Googleドキュメントのアドオン(拡張機能)を利用することで、段落タグなどは自動で付与する事が出来る。ただ固有の文字装飾などは、別途HTMLタグの手動挿入が必要になる。
WordPressのように高機能なエディタを搭載していない無料ブログならではの悩みかもしれない。「Open Live Writer」がまともに使えていた頃はまだ良かったんだけどね。
Cliborの"整形"でテキストをマークアップする
Cliborの基本的な機能がわからない場合は、以下の記事を参考にして欲しい。

「Clibor」の設定と使い方?定型文のコピペはコレ一択!!
僕がブログ執筆で愛用している最強コピペツール「Clibor」の使い方や、設定方法の紹介。気になる情報(WEBソース)をメモったり、定型文に各種アドレスやHTMLコードを登録している。
僕は今まで、Cliborの定型文にHTMLタグを登録して、テキストの文字装飾を行ってきた。
ただ最近になって、定型文より"整形"を使うほうがより効率的だとわかった。整形ではクリップボード上のテキストに対して、前後挿入・文字列置換・半角→全角などの処理を行う事ができる。
たとえばテキストを強調するためのHTMLタグを挿入する場合。
※事前に整形するテキストがクリップボードに登録されている必要がある。
クリップボードのテキスト(文字装飾)を右クリックしてメニューを開いて、"クリップボード転送(整形)" → "太文字01"(登録しておいた整形)を選択する。
すると"文字装飾"というテキストが、HTMLタグでマークアップされる。後は通常のコピペと同じように貼り付ければいい。
これと同等のことを定型文を使ってやる場合、まずHTMLタグを貼り付けてから任意のテキストを入力するという流れになる。後付でHTMLタグを挿入する場合には、テキストを打ち直したり閉じタグを追加するなどの手間が発生する。
そんなとき「整形」使えよ!って誰かの声が聞こえてきた。
※この無駄な手間に3年近く気づかず耐え続けてしまった(汗)
Cliborの整形にHTMLタグを登録する
ここでは、特定のテキストの前後にHTMLタグを挿入するための「整形」の設定方法を紹介する。
Cliborのアイコンを右クリックしてメニューを開いて、「整形の編集」をクリックする。
「新規登録」をクリックして、整形編集を行う。
- 整形名(適当な名前をつける)
- 整形方法(HTMLタグの場合は"前後に挿入")
- 先頭(開始タグ)
- 末尾(閉じタグ)
- 整形テスト(※¹)
1〜5の設定が済んだら"OK"をクリックして登録完了。
※¹ 整形テストは、適当なテキストを入力して"→"をクリックすれば整形の状態を確認できる。スペースや改行を伴う整形の場合はとても役立つ。
最強のコピペツール
Windowsにも標準で、クリップボード履歴機能(【Windows ロゴ】+【V】)は存在するが、「Clibor」と比較すると色々見劣りしてしまう。ただWindowsではスクリーンショット(画像)の履歴も保存されるため画像編集の際に便利だったりする。この辺は用途に合わせて使い分けている。
そしてCliborの利便性を最大化するなら、5ボタン以上搭載したマウスとの併用がオススメだ。基本操作となるコピペをマウスで完結することで、テキストベースの作業効率が格段にアップする。
稀に自分の手に馴染まないマウスを使っている場合は、キーボードのショートカットキーの方が快適な場合もある。
自然にマウスを握った状態で、サイドボタンの真ん中あたりに親指の腹が当たるくらいが丁度いいサイズ感だと思う。その点で、僕が長年愛用している「ロジクール M545」はホイールの緩さに目をつぶれば最高!