GIMPでイラスト描くメリット?筆圧感知とかブラシツールの設定を解説

GIMPのペン設定

「ハロ~~~!」

GIMPのマスコットキャラ”ウィルバーくん”って犬?狐?オオカミ?、、ちょっと僕に似てる気がする。

さて画像編集・レタッチソフトとしては優秀なGIMPだけど、イラストも快適に描けるのだろうか?

結論から言えば、GIMP以上に描画に特化したお絵かきソフト(無料)は結構あるのでそちらを使った方がいい。

ただ僕のようにブログに添える(挿絵・図解など)程度のイラストなら十分ではある。

イラスト制作に特化したものでは「Krita」や「メディバンペイントPro」等のオープンソース(フリーウェア)のペイントツール、または有料ソフト(CLIP STUDIO PAINT PRO)等がある。

でもな~ソフト変えたところで突然絵が上手くなるなんて事ないし、そもそもGIMP見守り隊なわけで。

地道にやってくしかね~わなオレたち。

GIMPでペンタブ使う時の初期設定

まず僕が使用しているペンタブは、WACOM Intuos CTH-490/Kである。

Intuosシリーズのエントリーモデル(旧)で、趣味のお絵かきには勿体無いくらいの製品だ。

そしてGIMPでペンタブを使う場合には最初にやっておくべき設定がいくつかある。

まず初めにペンタブを入力デバイスとして認識させること。

入力デバイスの設定

編集メニュー、「入力デバイスの設定」から以下の項目をスクリーンに設定する。

初期状態では、不可となっている場合がある。

ここに表示される項目は、使用しているタブレットドライバーによって違う場合がある。

  • Core Pointer
  • WACOM Tablet Eraser
  • WACOM Tablet Pressure Stylus
  • ※Intuos CTH-490の場合

これでペンタブが有効になったわけだが、より自分好みの筆圧感度を設定したい場合は「WACOM Tablet Pressure Stylus」のカーブをこちらの画像のように変更するといい。

筆圧・感度の設定

感度が高い範囲にカーブを設定すると、小さな力でより明確な(太い)線が引けるようになる。
逆に筆圧が強い方なら感度を低めに設定することで、シャープな(細い)線を引けるようになる。

このカーブの設定は実際にいろいろ弄ってみながら自分に最適なモノを見つけるしかない。(※基本デフォルトで大丈夫。)

イラスト向け動的特性の設定

ペンタブが認識されたら次はイラスト用途で必要になるブラシの筆圧感度の設定をする。

GIMPには初期状態でいくつかの(動的特性)が用意されている。ただ明快に筆圧を活かせる設定がなかったので自分で作成してみた。

動的特性の作成1

1、動的特性のアイコンをクリック

2、[描画の動的特性]のダイアログを開く

動的特性の作成2

3、動的特性エディターを開く

動的特性エディター

今回は[イラストペン1]という動的特性を作成する。

万年筆や漫画用のペン先のようなタッチを想定して、赤枠で囲んだ筆圧の項目4つにチェックをいれる。

  • サイズ
  • 角度
  • 強さ
  • 流量

「強さ」は筆圧ならびに不透明度にも影響するので、ペン入れ専用であれば「硬さ」にチェックを入れた方がいい場合もある。

ペンタブのグレードやPCスペックなども描き心地に影響すると思われるので、この辺はトライアンドエラーで微調整して行くしかない。

イラスト用(主線)のペン設定で、不透明度を扱うかは求めるタッチ次第である。黒一色のスッキリとした線が好みなら必要ない。

試しに簡単なイラストを描いてみると、ペンタブ設定による筆圧がきちんと効いている。ただし本格的なイラストのペン入れには向いていない印象を受けた。

GIMPペン不透明チェック

今回はGIMPでイラストを描く場合の画像品質には触れないが、印刷用途の見栄えのいい作品(名刺、図案・ロゴ等)を描く際にはベクター画像を扱えるソフトを使うのが一般的だろう。

GIMPはラスター形式(ビットマップ形式)のペイントソフトなので画像を拡大するほどアウトラインがギザギザ(ノイズ)になってしまう。

ただWEB媒体の趣味のイラスト程度なら特に問題ないよね。まあ腕次第ってことで。

GIMPはお絵描きソフトじゃない?

イラストを描くならGIMPより向いてるソフトは多々ある。

そしてレタッチ・画像編集を主たる目的とした場合、ペンタブはそこまで必要なツールではない。

大抵の作業はマウスで完結出来るのだから。

ただGIMP歴が長くなって来ると、少しづつ進化を遂げて来たペンツールを無視するわけには行かなくなる。

ペンタブだって試してやらないとって気持ちが芽生えてしまう。

今のところ、WACOM Intuos CTH-490/Kの性能を十分に引き出せていないが、ペンタブ特有の操作感覚に慣れる事ができればもっと面白い作品が描ける予感はある。

実はこの記事を執筆したあとで「GIMP 2.10.14」が公開され、一部ツール(バケツなど)がイラスト制作向けに改良され便利になっている。

※現在のGIMP最新バージョンは、「GIMP 2.10.22」(安定版)である。

ショートカットキーが設定出来ない問題!?

Intuos CTH-490に付属していたペンには2つのサイドボタンがあり、本来であればショートカットキー等を割り当てる事が出来る。

これがイマイチ調子が悪い。

ペンと消しゴムを割り当てておいたはずが、いつの間にか既定値の設定に戻っている。

タブレットのプロパティを開くと、キー自体の割当は正常だが動作が規定値という具合だ。

設定し直すと上手く動作する事もあるが、GIMPを再起動すると元に戻ってしまう。もうドライバーの再インストールしかないのか?

-- 追記1 --

ペンタブのシュートカットキーが固定できない問題が解決した。

Windows10のアプリに登録されている「Microsoft Visual C++ 2010 x64 再頒布可能パッケージ」と「Microsoft Visual C++ 2010 x86 再頒布可能パッケージ」の2つをアンインストールする事で問題が解決した

詳細は以下のツイートを参考にして欲しい。

-- 追記2 --

2019年12月現在、上記ショートカットキー問題は再発しており根本的な解決には至っていない、、、。

2020年2月現在、上記ショートカットキー問題はWin10更新後、どういうわけか設定可能になった?(※.NET Framework 3.5 and 4.8の更新が関係しているのかもしれない。)

依然としてイラスト用途では不安定で今後に期待、、、といった評価になる。

その他の記事1:絵の描き方は人それぞれ?達人たちのメイキング動画に刮目せよ!
その他の記事2:「Luminar AI」のポートレート編集機能は優秀だが低スペックPCでは要注意!?

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