
前世もきっと甘党オオカミの僕です。
今回のレビュー記事は、スギ製菓株式会社(えびせん家族)様の商品提供によるものである。
こちら発売当時「FUKUMI(福味)→とろけるいちご」という商品名だったが、現在は『至福のいちご』に改名されている。
うん、すごく商品の特徴がわかりやすくなった。
至福のいちごはチョコ菓子に分類されるスイーツで、イチゴ味のホワイトチョコレート、またはホワイトチョコレート味のイチゴとでも言っておこう。
はっきり言って不味いな、、、コレ。
いや不味いってのは、従来のイチゴ味のチョコレートの立ち位置が危ぶまれるって意味でね。
フレッシュなイチゴが堪能できるチョコレート
至福のいちごは、まだ認知度も低く市場ではマイナーな存在だが、生粋のチョコ好きにはすでに高評価を得ている。
販売サイト(えびせん家族)では、一時品切れ状態となり販売休止していたが、2019年1月現在は販売が再開されている。
前置きはここまでにして、さっそく絶品スイーツの正体を見ていこう。
パッケージを開けた瞬間、イチゴの甘酸っぱい香りが溢れてきて驚いた。

ぱっと見では、乾燥したシワシワのイチゴのように見える。
『至福のいちご』には、独自のフリーズドライ製法で旨味を凝縮したイチゴに、ベルギー産の高級ホワイトチョコレートが練り込んである。
そのように聞いていたが。
はて?ホワイトチョコはどこだろう。
それらしきモノの存在は見当たらない。
イチゴの中身をくり抜いてそこに格納されているのだろうか?
とりあえず一粒手に取り、ナイフで真っ二つにしてみた。
イチゴにチョコが染み込むわけない?

ガーン;;それでもやっぱりホワイトチョコが見当たらない。そんな感じの見た目だった。
実際のところ、この時点で甘党オオカミの期待値はMAXに達していた。なぜなら目には見えなくともホワイトチョコレート(ベルギーのそよ風)の甘い香りが、オオカミ属の鋭敏な臭覚を激しく刺激していたから。
一粒食べれば、この謎は解ける(溶ける)に違いない。
ではいただきます。
あむ、あむ、あむ。
キタ〜生存確認、ホワイトチョコ発見!!
なんと僕がイチゴだと思っていた部分、実は全部ホワイトチョコでもあったのだ。
噛んだ途端ほろりととろけたのは、イチゴかチョコか。
イチゴなんだけどホワイトチョコ。他の表現が難しいスイーツだ。
メーカーによれば、フリーズドライしたイチゴには肉眼ではわからないくらい小さな隙間ができるらしい。そこにホワイトチョコを閉じ込める独自製法が用いられている。
実際食べてみるとわかるが、イチゴの果肉とホワイトチョコの境目はなく、食感までもが一体化している。
フレッシュなイチゴがサクサクほどけ、つぎの瞬間チョコレートのように溶け出す。
イチゴの酸味がチョコの甘さと喧嘩せず引き立てあう様子は感動的だ。
こんなにフルーティーなチョコは初めて食べた。
とろけるいちごプレミアムの値段?
最後に補足したい。
至福のいちごだが、現在(2023年1月10日時点)は、「とろけるいちごプレミアム」として、期間限定・数量限定で販売されている。
価格は40g入りで540円(税込)。
厳選したイチゴとベルギー産ホワイトチョコレート(含有量:約12%)を組み合わせた高級チョコレート。原材料へのこだわりもあって安定供給には至っていないようだ。
今回もまたすぐに売り切れてしまうことが予想される。
それにしてもスギ製菓さん、商品名がころころ変わりすぎ。そろそろ統一して欲しいぞ、、