ノートPCのスピーカーの音質が悪すぎて購入した、「Xleader 高音質 ポータブル スピーカー 」のレビューをしてみる。
すでに半年以上使っているが、フル充電からの12時間連続再生などの機能はさほど衰えていない感じがする。
本体サイズは直径約85mm、厚み約30mmとコンパクト(手乗りサイズ)。
Bluetooth、m-SDカード、3Dステレオサウンドに対応している。
PC作業中のイージーリスニングに最適で、音質も比較的明瞭で手元に設置して使う分には音量(パワー)も十分ある。
まだAmazonプライム会員だった頃に1,500円で購入したが、現在は(8月5日時点)1,099円とさらにお手頃な価格となっていた。私が確認した最安値は確か700円台だったがw
いい意味で値段と品質のギャップに驚いてしまう製品。
これでもう少し音離れが良かったら最高だったのにな。
ノイズ問題
こちらでは一切確認出来ていないが、Amazonのレビューをチェックすると一定の割合でノイズが出ると指摘されている。
Bluetoothで雑音が入る。AUX接続だと大丈夫。
または、その両方でダメなど。
私の使用環境では、充電しながらAUX接続で利用した場合にのみ気になるレベルのノイズが確認された。よって充電中は必ずBluetooth接続で使用している。
ただ直近のレビューでは、ノイズを指摘する低評価がほとんど無いのでメーカー側で個体差を軽減するような対策をしているのかもしれない。
リセットボタンの役割
AUX接続の下に正体不明の小さな穴がある。実はこれが結構重要な役割を担っていた。
購入後3日目くらいに、スピーカーが一切のコントロールを受け付けない暴走状態に陥った事があった。音が出ないのはもちろん、電源を落とすことも出来ない。
メーカーに問い合わせると、この謎の穴に細いピンを挿して奥にあるボタンを押すよう指示された。そこにリセットボタンがあって、スピーカーをリスタートさせる事が出来た。
安価な製品だが、意外なメンテナンス性に驚いてしまった。
その後、同様のトラブルは起きていない。
Logicool z120bwとの比較
Amazonで1,000~1,500円の価格帯で圧倒的な人気を誇る、「Logicool z120」というステレオスピーカーがある。
発売され数年経つが、レビュー数は4,000件を超えている。
久しぶりに引っ張り出して、「Xleader bluetoothスピーカー」と音質の比較をしてみた。
出力の大きさ、音の厚みといった部分(低音部分)では「Logicool」に軍配が上がる。シンプルに音楽のスケール感を楽しみたいならこっちだな。
ただし抑えめの音量で、YouTubeや映画といった映像作品を楽しむなら「Xleader」がいいかもしれない。z120は小音量ではややボケた感じの音になるからだ。
映画などで重要なセリフの聞き取りやすさなどは、「Xleader」に軍配が上がる。
仮にz120がBluetooth対応で、配線の煩わしさがなかったら迷わずこちらを使う。
個人的に、この手のスピーカーを大音量で使う機会は少ない。となればポジションが取りやすく比較的クリアな音質の「Xleader bluetoothスピーカー」は良い選択となるわけだ。
今回の記事で紹介させて貰った商品は2019年10月現在、入手困難というか販売が終了となっているようだ。以下は仕様上、後継機と思われる製品である。
※2018年12月現在、ポータブルスピーカーにコスパ最強を望むのなら「JBL GO2」という選択肢もある。